同業者の歯の治療

　今日は友人の歯の治療のため串木野まで馳せ参じてきました。友人は歯科医師、同業者です。彼には他にもたくさん歯科医の知り合いがいるはずなのに、その中から僕みたいな人間を指名してくれるなんて、、、嬉しさと恥ずかしさと緊張感がないまぜになったような感覚に包まれながら早朝から車を走らせました。

　治療の内容は失PZ４本と生PZ４本、って言ってもわかりませんよね。PZというのは被せ物をするために歯の形を小さく整える作業です。神経が無い歯が４本と神経がある歯が４本。普段の診療で一気に８本も形成することは滅多にありません、というか今までしたことがありません。しかも生PZなんて年に数本しかしないため、かなり気合を入れて臨みました。9:00から始めて終わったのは12:30だったかな。。途中隣の歯にむし歯が見つかったりしてなかなか大変でしたが、やり甲斐はありました。超ベテランの歯科技工士さんが同席していたのですが、その人に形成がとても綺麗と褒められて嬉しかった。。あと治療も痛くなかったって言ってもらえてダブルで嬉しかった。麻酔が痛くないってよく言われるのですが、本当なんですかね。自分で自分に打った時はまあまあ痛かったのですが。

何はともあれ無事に終わってよかったです。自分の診療所の方がもっと要領良く処置出来たと思うのですが、人の診療所でもそれなりの能力を発揮することが確認出来たことが自分としては嬉しかったです。８本分の綺麗なセラミックが入るといいな。

ちなみに家に帰り着いたのは21時でした。なぜか。串木野から川内、そして熊本に向かって北上してしまったからです笑

PZよりも帰り道の方が難しかった。。