小学4年生の頃の集合写真が出てきました。1992年なので32年前の写真です。不思議と全員の名前は言えました。医師になった人、東大(法学部)を卒業した人、教員になった人、飲食店を経営している人、元ボクサーの人、薬剤師になった人、そして私と同じ歯科医になった人。男子はどこに進学したのかわかる人が多いのですが女子はほぼわからない。ひとつ言えるのはみんな散り散りになったということ。まさにエントロピーは増大することを証明しています。同じ物を同じ場所に留め続けておくことは自然の摂理に反します。それぞれ不規則に散らばっていくものなのです。
もう一枚、懐かしい写真が出てきました。母がピアノ教室を運営していた時の写真です。日付は1994/9/7と刻まれています。左から
祖母(2019年4月没、晩年は自己破産して鬱と癌と戦う)
内田くん(美人な奥さんをもらい双子を授かるも離婚)
母(躁鬱で放蕩の限りを尽くし自己破産寸前)
みえちゃん(1999年自ら命を絶つ)
この写真ひとつを取っても、エントロピー増大の法則に例外がないことがわかりますね。内田くんとみえちゃんは小さい頃可愛がってくれてたから、今でも好きだなー。内田くんは会おうと思えば会えるのかな。みえちゃんにはもう会えないけれど。
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