今日は今年最後の診療日でした。最後の処置は矯正のブラケット除去だったのですが、矯正の処置は無事にリムーブまで出来るとホッとします。矯正前の模型と綺麗に並び終わった後の模型は全ての患者さんで保存しているのですが、たまに箱から取り出しては眺めたりします。ここの歯は引っ張ってくるのが大変だったなぁとかよくここまで回転させたなぁとか、噛み合わせを作るのが大変だったなぁとか。ひとりひとりの患者さんにストーリーがあるわけです。昔の懐かしい写真のアルバムを見るような感覚と言いますか、振り返る行為が好きなんです。晩年はクラシック音楽を聞きながら模型たちを眺めて過ごしたいなとも考えています(友人に話したら バカなの? と言われますが)。
2023年は他の処置が出来ないほど矯正の患者さんが多かった時期があったのですが、その分リムーブの患者さんも多かったので少しホッとしています。基本的に全ての処置を1人でしているため夢の中でうなされることが多い1年でもありました。(麻酔が効かない、患者さんの話が止まらない、、次の患者さんがもう来た!それでもカルテはドンドン溜まっていく!!みたいな笑)
普段寝ても6時間とかそれ以下だったりする日が多いのですが、今日の午後ばかりは泥のように眠ることが出来ました。何度寝しても次の診療を寝過ごすことがない。今から120時間連続で寝てもまだ寝れる。この安心感を得られるのは1年のうちでこの時期だけです。夢に母と叔母と見たことがないインド人の小さな女の子が出てきました。母と叔母(2人は犬猿の仲)に気を遣いながらインド人の女の子に渡すお年玉のピン札を探すという夢です。私の脳内は一体どうなっているのでしょうか。年末年始はどこにも行かずゆっくりしたいと思います(出来るかな??)。
今年もみなさんには大変お世話になりました。いい患者さんといいスタッフに恵まれている私は幸せ者です。地元(長崎)より鹿児島の方が8000万倍くらい好きです(これはもう本当に)。
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