19.9万キロ走ったクラウンを父親にあげました(最初は 要らん!!と言われましたが笑)。逆に今まで父が乗っていたオンボロな車を私が貰いました。その車というのは私が昔父にあげた車なのですが。つまり車同士を交換したため私からしたら先祖返りと言いますか旧所有車のオーナーに返り咲いたような感じです。
売ればおそらく5万円くらいでしょう。もうかなり昔の車です。色んなところが錆びたり劣化したりしていますが一応走ります。警告灯が点いたり時計が逆回転したりするのはご愛嬌です。渡したクラウンの方が年式も新しく乗り心地も燃費も良いのですが、父は自己破産しており車検や税金など諸般の事情があったため今回思い切って交換に踏み切った次第です。
久しぶりに運転するととても懐かしい感じがします。エンジンは素人でもわかるくらい無理して頑張って動いています。ハンドルもドアも全部重たいのがまた良い。残りの人生はもうこの車でいいかなというくらい気に入ってます。丸目が好きなんですよね。今の車って全部デザインが似ているじゃないですか。基本的に細目でグリルだけがやたら大きくて。遠目だとどこのメーカーかすらわからない。昔はエンブレムとか見なくても素人でも一目瞭然で区別出来ていたのですが、今の時代は安全規制と空気抵抗の2つの大きな要素を考慮するとデザインが似ざるを得ないらしいですね(現在は表面5mmの範囲でしか車体デザイナーに裁量権はないと言われています)。
昔はもっと面白い形の車が多かったような気がします。1950〜1960年代とか最高です。言ってみたら自動車のカンブリア紀ですね。ヘンテコなデザインから美しいデザインまで百花繚乱だったと思います。今は白亜紀末(大絶滅期)のような気がします。
名義変更とかナンバープレートの交換とかはめんどくさそうだけど今回は全部自分でやってみよう。あとどのくらい走るかわからないけど、出来るだけ大切にしよう。
もし心残りがあるとしたら、クラウンのメーターが20万キロを突破する瞬間はちょっと見てみたかった。。30万キロ突破する直前にまた父に頼んで交換してもらおうかな。
先生、グレタさんがみたら気絶しそうな愛車遍歴ですね。
早よ免許取りなさい。