情熱大陸

　幼馴染の大親友が情熱大陸で取り上げられました。密着取材されていることは数年前から知ってはいたのですが、まさか本当にオンエアされる日が来るなんて。何度かこのブログにも登場したことがある、もうかれこれ40年近い付き合いとなる良太。元々は同じ保育園に通っていて実家同士は指呼の間、卒園後もほぼ毎日のように一緒に遊んでいた無二無三の刎頚の友です。
良太に関する記事やサイトはネット上に山のように存在しますが、私しか知り得ない面白い思い出話はたくさんあります。彼は昔から秘密主義者なので私の口から色々と話すことはしませんが、同じ番組を観ても視聴者の方々と私とでは見える視点が違うのではないかと思います。彼の家族以外では私が１番彼の小さい頃を知っているのではないかな。あんなオシャレなパンを作るような奴ではなかったんですけどね。パンを食べてるところもほとんど見たことなかったし。でも、当時たまーに作ってくれてたウインナーご飯は美味しかったな。彼にとっての最初のお客さんは間違いなく私だったと思います(お金は払ってないけど笑)。

　この話はあまり人にはしたことがないのですが、あれは２００１年の秋頃だったでしょうか。いつものように家に遊びに来ていた当時高校３年生の良太が突然「なおき、お父さんのホテル紹介してくれん？」って言って来た日があったのです。高校を卒業したら調理場に来るか？みたいなやり取りを当時は冗談混じりでホテルの料理長であった父としていたので、彼の中で色々と考えて決心が着いたのでしょう。良太から相談を受けた私はその場で父に電話をしてその旨を伝えました。まさに”平子シェフ”が誕生した瞬間です。謎記憶力を持つ私にはその時の情景がまるで昨日のことのように思い出されます。
その２４年後に良太が世界中にお店を展開するシェフ兼ビジネスマンとして情熱大陸で取り上げられるなんて当時一体誰が予想できたでしょうか。彼の幼少期と髀肉の嘆をかこっていた時代を知っている者からすると、今の彼の成功は本当に嬉しいの一言です。

ただ最後にこれだけは言わせてください。アイムドーナツの柔らかさは私の耳たぶの柔らかさなんです。詳しくは“耳たぶと生ドーナツ“って検索してみてください笑
https://plagedental.com/2023/03/21/耳たぶと生ドーナツ/